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白倉正樹《手乗り麒麟図》

白倉正樹《手乗り麒麟図》
作品番号
20240852
価格(税込)
49,999
(うち消費税相当額 ¥4,545)
頒布グループ(申込期間)
2024年8月号特集「コレクション事始め」より61点(2024/07/20〜)
規格
額なし  3F(27.3×22.0cm) 日本画
※システム上、上記の価格表記となっていますが正しくは販売価格¥50,000です。

元来、龍や麒麟は信仰の対象とされています。そんな神聖な生き物も時には手の上で一緒に遊ぶことがあったかもしれません。恐竜図は、近年発見され、実在したとされる恐竜を題材としています。麒麟図は、空想上の生き物であり、もしかしたらとても小さい個体もいるのかもしれません。実在したとされる恐竜と、空想上の生き物の麒麟がどちらも手のひらに乗ってるアンバランスな姿を表現しています。(白倉)

【院展への出品を軸に活動】
「不思議・可愛い」をテーマに

 白倉正樹は、東京藝術大学日本画専攻および同大学院の文化財保存学専攻で日本画を学んだ若手作家。「不思議・可愛い」をテーマとしたその作品は、円山応挙や中村芳中といった江戸時代の絵師たちからインスパイアされたものだという。
「彼らの作品には独特の温かみや親しみやすさがあり、その魅力に強く惹かれています。また、大学院では肉筆美人画の研究をし、当時の風俗や市井を広く反映した絵画が一般の人にどのように親しまれたのかといった点に興味を持ちました。そういった経験を活かしつつ、自身が制作した絵画がどのように人に愛されるのかを考えています」
 日本画の伝統的な要素を受け継ぎつつ、現代の視点から再解釈。〈可愛らしさ〉を追求することで、新しい形の日本画を生み出すことを目指す白倉。院展での活躍にも期待!

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年8月7日(水)午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】
作家名
Masaki SHIRAKURA
白倉正樹
経歴
しらくら・まさき
1993年東京都生まれ。2018年臥龍桜日本画大賞展入選。19年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。21年同大学院美術研究科文化財保存学専攻保存修復日本画研究室修士課程修了、春の院展初入選、有芽の会出品(~ 24年)。現在、日本美術院研究会員。
展示予定
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