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松本亮平《龍山水図》

松本亮平《龍山水図》
作品番号
20240854
価格(税込)
88,000
(うち消費税相当額 ¥8,000)
頒布グループ(申込期間)
2024年8月号特集「コレクション事始め」より61点(2024/07/20〜)
規格
額付 SM(22.7×15.8cm) 墨、アクリル 2024年
近年特に力を入れて取り組んでいる墨とアクリル絵具の併用による作品。西洋の科学的な陰影法や遠近法による客観的な空間と水墨画に感じられる深遠な空間を組み合わせる。雪舟《四季山水図(春)》をテーマに、絵の中と外の両方で遊ぶ猫を描いている。

【2019年昭和会賞受賞作家】
日本の古典に学ぶ動物たちの現代の物語

自然を慈しむ心、季節の花々を見た時の歓び、小さな生き物たちに寄せる優しい思い。これらは、古くから日本人が抱えてきた心情でありながら、忙しい現代社会においては日常についつい埋もれがち。
 日本の古典には、自然への敬意や生命の美しさへの共感が息づいている。松本は古典絵画をはじめ日本のことわざや伝統的な行事などにインスピレーションを得て、心弾む生き物たちの楽園を創出。絵の中ではあらゆる生き物たちが共存する楽しい世界を創造することができ、ときには生き物たちの競争や敵対などの社会的な関係性も表現する。
 松本は生き物たちの物語を通じて現代社会を映し出し、時代や国を問わない普遍的な作品を目指している。

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年8月7日(水)午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】
作家名
Ryohei MATSUMOTO
松本亮平
経歴
まつもと・りょうへい
1988年 神奈川県生まれ。2013年 早稲田大学大学院先進理工学研究科電気・情報生命専攻修了。19年第54回昭和会展昭和会賞受賞。22年 個展(日動画廊・銀座)。「佐々木豊と8人展」(飯田美術・銀座)。「市制90周年記念展 わたしたちの絵 時代の自画像」(平塚市美術館)。24年「調布×架ける×アート いのちのパレット 松本亮平展」(調布市文化会館たづくり)
展示予定
7/19 ~ 27・「風景を描く作家たち展~ 8TH」(飯田美術・銀座)、8/30 ~ 9/7「佐々木豊と9人展」(飯田美術)
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