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大竹しおり《結う》

大竹しおり《結う》
作品番号
24120003
価格(税込)
108,900
(うち消費税相当額 ¥9,900)
頒布グループ(申込期間)
ネクストブレイク 30作家の50点(2024/11/20〜)
規格
(額付) 6F(31.8×41cm) 岩絵具、胡粉、雲肌麻紙、金箔
日展日本画の中核を担う長谷川喜久の推し!

「心の動きと記憶が浄化する優しくて強い日本画」

 大竹さんには、誰の中にもある他者を思う気持ちや、共有している時間を慈しむ感情を作品として具現化する力があります。ゆっくりと流れる時を穏やかな心持ちで過ごしている登場人物に、大きく笑ったり涙を流したりする様なわかりやすい素振りはありませんが、ほんの少し目元に細やかな喜びが現れたり、口角が微妙に上向く程の心の機微が描かれたりすることで、そこに内包された気持ちは鑑賞者の心の奥底にまで染み込む様に伝わります。
 作品ではモティーフとして主に子供を描きますが、そこに作者本人が感じ取ってきた幼少期の気持ちを加え画面のテーマを決めています。小さな心の動きを拾い上げる豊かな感性が作者の記憶と連動することによって更なる浄化を見せ、優しい色彩でかつ内面性の強い作品として構築されます。
 魅力的な画風と信念を持つ大竹さんはまさに今回の特集「ネクストブレイク」に相応しい作家だと思います。 (長谷川)


人々や自身の心に安心感と癒しを与えたいという想いを込めて描いています。この作品は、モデルとなっている姪の仕草を見ているうちに自然と心が和んでいくのを感じ、この気持ちを伝えたいと思い制作しました。特にモデルに纏う空気の色味や表情を意識しました。(大竹)


【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年12月10日(火)午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】
作家名
Shiori OTAKE
大竹しおり
経歴
2001年愛知県生まれ。22年石本正日本画大賞展入選。第17回CBC翔け!二十歳の記憶展 グランプリ。23年第10回日展初入選 愛知県知事賞 CBC賞。現在名古屋芸術大学美術研究科在学。
展示予定
12月24日~ 1月5日・愛知県美術館にて個展/ 2025年3月4日~ 5月11日・郷さくら美術館「桜花賞展」出品/ 2025年4月・佐藤美術館「迷うくじら」展出品。
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