原澤亨輔《鴎の街》

作品番号

24120006

価格（税込）

￥132,000
（うち消費税相当額 ￥12,000）

頒布グループ（申込期間）

ネクストブレイク 30作家の50点（2024/11/20〜）

規格

（額なし） 6F（41×31.8cm）　岩絵具、水干、和紙

新世代の院展同人・髙島圭史の推し！

「恐るべき力量！　世界を新鮮なビジョンで捉えて描く」

　原澤亨輔さんは、東京藝術大学大学院博士後期課程美術専攻日本画研究領域1年次に在籍している学生です。
　学部の頃からとても優秀な学生で、学部3年次に東京藝術大学安宅賞、学部4年次の卒業制作では台東区長賞とサロン・ド・プランタン賞を受賞しました。大学院に進学すると、日本画第3研究室で自身の制作研究と古典絵画研究として「国宝 信貴山縁起絵巻」の現状模写制作に取り組み、日本画の今昔について、密度高く勉強してくれたと思います。積極的に発表活動にも励み、学部3年次での初個展開催を筆頭に、コンクールでの受賞、院展への入選など、着実に結果を残し、恐るべき力量を見せつけてくれています。
　原澤さんの作品を見ると、驚きの眼をもって世界を見つめているような、新鮮なビジョンを感じます。不断の努力によって洗練された生来の感覚、ものの捉え方や視点の設定に独自性と意外性がある、とも言えるでしょう。表現に骨格が備わっている確かさがあり、これからの制作研究や作品展開へ期待と信頼を寄せています。（髙島）

窓から街を見る、雨で湿る街、街路はLEDと夜空を映し、敷かれた横断歩道は宙に浮いた梯子に見える……。横断歩道の下にある空間に、空気感や雨音を表現しました。（原澤）


【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年12月10日（火）午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】