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中村瞭佑《追憶の街》

中村瞭佑《追憶の街》
作品番号
24120007
価格(税込)
176,000
(うち消費税相当額 ¥16,000)
頒布グループ(申込期間)
ネクストブレイク 30作家の50点(2024/11/20〜)
規格
(額なし) 8F(45.5×38cm) 岩絵具、雲肌麻紙
新世代の院展同人・髙島圭史の推し!

「日常を詩的に描写する並外れた観察力と発想力」

 中村瞭佑さんは、東京藝術大学大学院博士後期課程美術専攻日本画研究領域1年次に在籍する学生です。
 大学院では日本画第3研究室に所属しています。この研究室は自身の制作研究はもちろんのこと、古典絵画研究として「国宝 信貴山縁起絵巻」の現状模写制作も課題であり、かなりタフな研究室と言えます。そんな中でも、コンクールの入選や受賞、院展の入選を重ね、修士課程2年次の修了制作が東京藝術大学大学美術館買い上げとなり、平山郁夫奨学金も受賞しています。タフな時期を乗り越えて培った、粘り強く、徹底して遂行する、制作研究に対する姿勢が良い結果を生んでいるように見ています。
 中村さんは、日常に存在する繊細でかすかな事象を見過ごさず、丁寧に磨き上げて絵の種としているように思います。なにげないモチーフで詩的な画面を生み出していることを見るに、並大抵の観察力や発想力ではなく、色づかいも特徴的で、ゆっくりと沈殿する時間と空間を含んでいるような厚みを感じさせます。これからの動向に目が離せません。(高島)


どこか分からない、もしかしたら行ったことも見たこともないかもしれない記憶のイメージにある街、部屋を絵にしています。この作品は、窓からの光に照らされ境界が曖昧になった机上の様子を見ていただきたいと思います。(中村)


【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年12月10日(火)午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】
作家名
Ryosuke NAKAMURA
中村瞭佑
経歴
1999年東京都生まれ。2022年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。再興第107回日本美術院展初入選(23、24年)。23年第一回Kアート日本画コンクール優秀賞。第79回春の院展初入選。東京藝術大学大学院美術研究科日本画修士課程修了。現在、東京藝術大学大学院日本画博士後期課程在籍。日本美術院院友。
展示予定
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