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杉山遥香《ミモザと青い皿》

杉山遥香《ミモザと青い皿》
作品番号
24120010
価格(税込)
222,750
(うち消費税相当額 ¥20,250)
頒布グループ(申込期間)
ネクストブレイク 30作家の50点(2024/11/20〜)
規格
(額付) 15F(53×65.2cm) 和紙、膠、岩絵具、箔
沖縄から日本画を発信する喜多祥泰の推し!

「美への情熱と進化する色彩感覚で描き続ける南国の物語」

杉山遥香さんの魅力は、モチーフに対する果敢なアプローチと豊かな色彩感覚を開放できる感性にあると思います。
 絵を描くことがただただ好きだったところから、美術の勉強を進めるうちに、誰しもどこか固定概念にかられることもあるように思います。何を描きたいということもわからなくなることもあります。杉山さんは好きなものをただ描いてみたいというスタンスを変えることなく続けており、こういう人がずっと絵を描き続けることができるような気がしました。色彩感覚も同様です。何枚も作品を制作するうちに、いつも使う色や自分の中での正解が現れてきます。杉山さんは自分のスタイルを固定することなく、いつも違うことに挑戦しています。「描くこと」の喜びを人に伝えようとしているように感じています。
 杉山さんの絵は、美しい中間色とそれと対をなす鮮やかな色彩で描かれた楽園の風景や出来事です。長い夏の生んだ南国の果物や冬の海にやってくる親子クジラは、作家の現在の到達点であり、今後続く道程を示す標(しるべ)になっていると思います。(喜多)


「華やかに、上品に、美しく」がテーマです。南国の光や自然から得たインスピレーションを基に、自身の色彩感覚を繋ぎ、色鮮やかで心安らぐ作品をコンセプトとしています。《CHURAUMI》のクジラの作品は沖縄で見られるサガリバナの花を組み合わせて描いています。世界の海を回遊するクジラは、毎年冬になると沖縄の海に帰ってきます。海温の上昇や海洋ゴミなど様々な問題が挙げられますが、クジラの戻る沖縄の海がこの先も美しいものであるように想いを込めて描いています。(杉山)


【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年12月10日(火)午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】
作家名
Haruka SUGIYAMA
杉山遥香
経歴
1997年愛知県生まれ。2023年IAG AWARDS 2023入選。24年沖縄県立芸術大学日本画分野卒業。卒業制作が北中城村文化協会賞受賞。
展示予定
2025年4月1日~ 14日 デパートリウボウ(沖縄)にて個展。
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