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小川泉《Kiina.19》

小川泉《Kiina.19》
作品番号
24120014
価格(税込)
165,000
(うち消費税相当額 ¥15,000)
頒布グループ(申込期間)
ネクストブレイク 30作家の50点(2024/11/20〜)
規格
(額付) 4S(33.3×33.3cm) 油彩、パネル
@アーティストになろうを主宰する丸山勉の推し!

「シンプルな描写が光る独学の写実表現」

 私が彼を知ったのは、毎日投稿されるSNS。朝晩の挨拶とその日の進捗が、淡々と投稿される。作品は、写実的表現の人物画で、多くの洋画家が取り組んでいるジャンルでもある。こう書くとありきたりに聞こえるが、妙に気になる作品だった。
 薄塗りで素直な描写は、技巧を凝らした写実絵画と少し距離を置いている感じで、新鮮に見えた。構図や設定もシンプルで、ストレートに作家の美意識が伝わってくる。
 近作の少女像は、GIRLYでCHIC。スタイルブックから抜け出したような雰囲気と少女特有の内面が表現されている。大人に憧れながらも、ふとした仕草にあどけなさの残る感じが、何とも愛らしい作品になっている。
 実際、作家と話して驚いたのは、ほぼ独学でこのクオリティの作品を描いてきた事だ。「自分が美しいと思った事、描きたいと思った事を描いてるだけ」と語る小川作品に、狭い写実絵画の競争とは無縁な世界でNEXTブレイクを期待している。(丸山)

思春期の少女のゆらぎ、不確かさ、儚さがテーマです。時にゾッとするような美しさを感じてもらえる作品を目指して描いています。(小川)


【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年12月10日(火)午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】
作家名
Izumi OGAWA
小川泉
経歴
1979年千葉県生まれ。25歳から独学で油絵を学ぶ。2019年美の起原(銀座)にて初個展。
展示予定
2025年1月29日~ 2月4日・松坂屋上野店「2025年@アーティストになろう」展に参加。
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