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宮下舞香《朝顔の浴衣》

宮下舞香《朝顔の浴衣》
作品番号
24120024
価格(税込)
176,000
(うち消費税相当額 ¥16,000)
頒布グループ(申込期間)
ネクストブレイク 30作家の50点(2024/11/20〜)
規格
(額なし) 8F(45.5×38cm) 絹本著色、パネル
『美人画づくし』監修者・池永康晟の推し!

「若き画家が放つ品格ある曖昧な記憶」

 視覚芸術の評定の殆どが電子モニタの中で完結してしまう今日。絵画表現が「ハイコントラスト・ハードエッジ化」「体験の共有とアイコン化」へと舵を切るのも止むを得ないことであろう。それゆえ絵画独自の曖昧さや、日常という模糊たる記憶の掬いとりに挑むのは覚悟のいる仕事であろう。
 微睡み、目覚め、漫歩き、食み、眠る。
 誰もが持つ日常の記憶でありながら、描かれるのは宮下自身の自問自答であり、共感とはまたベクトルの違う時間である。この静かなる拒絶がこの若き画家が放つ、その若さに似つかわしくない風格なのだろう。
 現在、九州産業大学大学院芸術研究科南聡研究室在籍。すでに力量も品格も有しており、未来に期待する。(池永)


自分自身を投影した他者の姿や、日常で惹かれたものを描いています。それはきっと、自分という不安定な存在を客観視しながら受け入れ、憧れや希望を持ち続けるためなのだと思います。この作品は、絹本特有のにじみの美しさに注目していただきたいです。(宮下)


【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年12月10日(火)午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】
作家名
Maika MIYASHITA
宮下舞香
経歴
2000年鹿児島県生まれ。現在、九州 です。産業大学大学院芸術研究科博士前期課程2年。2024年郷さくら美術館第11回桜花賞展優秀賞・作品人気投票1位。
展示予定
2025年3月5日~ 9日 Artist Café Fukuokaにて初個展
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