武内明子《透明な一年》
武内明子《透明な一年》
- 作品番号
- 24120031
- 価格(税込)
- ¥100,000
(うち消費税相当額 ¥9,091) - 頒布グループ(申込期間)
- ネクストブレイク 30作家の50点(2024/11/20〜)
- 規格
- (額なし) 30×47cm アクリル、パステル、パネル
鬼図の人気画家・瀧下和之の推し!
「そのすがすがしさは人の気持ちを軽くしてくれる」
高校の後輩でもある武内さんですが、年も結構離れてるし、専攻も違うので実はそんなに会話をしたことはありません。ただ、勝手なイメージですが「楽しそうに制作してるな!」という印象をずいぶん前から持っていて、それは今も変わらず感じています。
偶然にも木製パネルと彫刻刀を使っているところが私との共通点でもあり、親近感を持ってる理由の一つでもありますが、そこから生まれてくる作品がなんとも清々しく、観る人の気持ちを軽くしてくれる。どんなテーマ・モチーフを描いたとしても観た人に清々しさを感じさせてくれる稀有な作家だと思います。
個人的な好みの問題ですが、私は作品と対峙した時に「圧」を感じるのが嫌で、よく行く美術館でも会場の真ん中あたりをフラ~っと歩き、遠目に見渡しながら気になった作品だけを近くに寄って観るタイプです。決してその頻度は多くありませんが、先日、某美術館に足を運んだときに近くに寄って観た作品は武内さんの大作でした。
「やっぱり自分の目に狂いは無かったな」と心の中でつぶやいたある夏の日でした。(瀧下)
絵を描くときは「空っぽ」からはじまります。自分が「良い」と思える絵を描きたいと思っています。この作品は木製パネルに描いているので、彫刻刀で彫ったところは木の色が見えています。(武内)
【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年12月10日(火)午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】
- 作家名
- Akiko TAKEUCHI
武内明子 - 経歴
- 1983年熊本県生まれ。2021年野見山暁治・武内明子二人展。23年熊本市現代美術館にて個展「空っぽと詩」。24年MOTコレクション(東京都現代美術館)。画家・麻生知子とともに〈ワタリドリ計画〉を継続して活動。
- 展示予定