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前田由佳理《日常note》

前田由佳理《日常note》
作品番号
24120032
価格(税込)
605,000
(うち消費税相当額 ¥55,000)
頒布グループ(申込期間)
ネクストブレイク 30作家の50点(2024/11/20〜)
規格
(額なし) 81×115cm 銅版、コラグラフ
鬼図の人気画家・瀧下和之の推し!

「稀有な才能が見せるノスタルジーとユーモア」

 同郷の作家でもある前田さんを知ったのはSNSで繋がったのがキッカケだったと記憶しています。幕末のカラー写真を思わせるようなノスタルジックな色調と、画面やタイトルに散りばめられたユーモア。観る人を魅了する要素がそこかしこに詰め込まれていて、サイズの大小にかかわらず、高いレベルのクオリティで完成させることの出来る強みがどの作品からも感じることができ、質の高い仕事をされる作家さんだなと感心してました。
 浜田知明先生との出会いを経て版画家になったとある記事で読みました。私も藝大在学中から浜田作品に魅了されていたので、きっと似た感性をお持ちなのかなと勝手に推測します。
 作品・タイトルから感じ取れるユー
モアは、その度合いによってはすべり倒す可能性や、年月が経ってみると薄まるものかもしれませんが、前田さんの作品からはその気配を全く感じません。限られた作家だけに与えられたその才能を、これからも磨き続けてほしいと思います。(瀧下)

日々の生活を通して、自分の存在や記憶、経験のかけらが一つ一つ積み重なることで作品が生まれます。これらの作品はコラージュ技法を用いており、一つ一つのパーツを張り合わせて作っています。タブローとは違うフラットな画面、そして版画ならではの線の表現を見ていただきたいです。(前田)


【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年12月10日(火)午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】
作家名
Yukari MAEDA
前田由佳理
経歴
1981年熊本県生まれ。2006年熊本大学大学院教育学研究科修了。22年第3回京都版画トリエンナーレに推薦され出品。24年第9回山本鼎版画大賞展準大賞受賞。
展示予定
11月29日~ 12月10日・アートスペースはね(熊本)にて個展/ 2025年2月3日~ 9日・金沢湯涌創作の森(金沢)「レジデント作家2人展+」AIR 版画展に出品。
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