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梅田綾香 《somé bloom-7-》

梅田綾香 《somé bloom-7-》
作品番号
25070003
価格(税込)
110,000
(うち消費税相当額 ¥10,000)
頒布グループ(申込期間)
2025年7月号「いま買うべき、この一枚」(2025/06/19〜2025/07/10)
規格
(額なし) 3S(27.3×27.3cm) 蝋染め(絹に酸性染料)
染めの彼方に咲くイメージ

梅田綾香は、蝋染めという伝統技法を用いて、新たな平面表現の可能性を探求し続けるアーティスト。多角的な視点から導き出されたイメージと、染色によって生まれる現象とを巧みに融合させることで、目に見えない時間や空間といった、思考だけでは辿り着けない未知の世界を布上に立ち上げている。
滲みやグラデーションの一つひとつには、綿密な観察と鋭い直感が息づき、そこに伝統と現代感覚が美しく交差する。そして、絹の上に浮かび上がる花々は、まるで自然の摂理が静かに咲いたかのような佇まいを見せる。4月に開催された東武アートフェアでは十数点が成約。国内外のアートフェアで高い評価を受け、そのたびに新たなファンを魅了している。


梅田綾香は、蝋染めという日本の伝統工芸に現代的な感性を重ね合わせることで、唯一無二の世界観を築く新鋭作家です。本作《somébloom-7-》に見られる繊細な色彩と構成は、単なる偶然に委ねられたものではなく、水に乗る染料の動きと対話を重ねてきた経験と技術の賜物です。(Gallery Seek・塩野秀樹)

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。2025年7月10日を締め切りに応募を受け付け、複数応募があった作品については抽選して当選者を決定いたします。】
作家名
Ayaka UMEDA
梅田綾香
経歴
1993年広島生まれ。2016年広島市立大学芸術学部デザイン工芸科染織造形卒業。17年三菱商事アート・ゲート・プログラム奨学生。18年広島市立大学博士前期課程芸術学研究科造形計画研究専攻染織研究室修了、Independent Tokyo 2018審査員特別賞。20年門司港アートワーフ採択、みなとオアシス門司港賞。21年第1回
ARTIST NEW GATEにてGallery Seek賞。23年ART TAIPEI 2023出品ほか。
展示予定
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