鶴川勝一 《禍去り─壱─》
鶴川勝一 《禍去り─壱─》
- 作品番号
- 25070045
- 価格(税込)
- ¥200,200
(うち消費税相当額 ¥18,200) - 頒布グループ(申込期間)
- 2025年7月号「いま買うべき、この一枚」(2025/06/19〜2025/07/10【終了しました】)
- 規格
- (額付) 4F(33.4×24.3cm)(額44.0×35.0×3.3cm) 綿布、筒描捺染、綿入り
筒描捺染技法で描く新たなビジョン
伝統的な染色技法「筒描捺染(つつがきなっせん)」を用いた作品で注目される鶴川勝一。この技法は、鯉のぼりや大漁旗にも用いられるもので、鮮やかに染め上げられた布に綿を詰め、輪郭をミシンで縫うことで立体感と独自のマチエールを生み出す。
さらに作品のフレーム部分にも自らの絵を施すことで、パネルとフレームが一体となった作品として完成度を高めているのが特徴。パネルには鬼や妖怪など日本的なモチーフが描かれ、フレームにはドットやキャラクター、骸骨といった現代的な要素が配されており、伝統とポップカルチャーが融合したユニークな世界観をつくり上げている。
個展とフェアでキャリアを重ね、今年1月に開催された「SDGs 推進TGC しずおか2025」でも作品を発表するなど幅広い世代に支持を広げる作家の一人。
フレームも作家の作品が使われている一点物です。パネルの鬼や妖怪の伝統的モチーフとフレームの現代的感性が混ざり合ってインパクトを与えます。(木之庄企畫・佐藤寿峰)
【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。2025年7月10日を締め切りに応募を受け付け、複数応募があった作品については抽選して当選者を決定いたします。】
- 作家名
- Shoichi TURUKAWA
鶴川勝一 - 経歴
- 1984年東京都生まれ。2006年第7回インターナショナル・イラストレーション・コンペティション/ホルベイン賞。16年第12回世界絵画大賞展優秀賞。15年個展(木之庄企畫、19年、22年、23年、24年も)。21年個展(アートスペース泰明)。15年以降、国内のほか韓国、香港、マレーシア、台湾のアートフェアに出展。
- 展示予定