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sugako 《美しい日常》

sugako 《美しい日常》
作品番号
25070067
価格(税込)
132,000
(うち消費税相当額 ¥12,000)
頒布グループ(申込期間)
2025年7月号「いま買うべき、この一枚」(2025/06/19〜2025/07/10)
規格
(額なし)  12F(50.0×60.6cm) ラメ入りアクリル絵具、キャンバス
目に見えない“空気”を描く、やさしさの画家
日常をすくいとる絵筆

sugako は、関西を拠点に活動する画家。日常の中でふと感じたときめきや、映画のワンシーンのような情景を題材とし、モノそのものではなく、その周囲に漂う空気や空間の質感を描き出している。
本掲載の2点の作品には、そうした作家の魅力が随所に凝縮されている。
《In bloom》は、一日のうちのどの時間帯か判別できないような曖昧な色調を意図して描かれたものであり、画家自身は「時間は存在せず、ただ生の喜びと穏やかな空気感が立ち上がるよう心がけた」と語る。また、《美しい日常》は、「いつもの景色の中にも美を見出せるよう、平穏で澄んだ気持ちになれるような表現を目指した」とする一作。いずれもラメ入りのアクリル絵具を用いた作品で、画家ならではの優しさと温かみがあふれている。


美しい植物を見た時、いつもの空や雲、風を感じたとき、sugako さんはそういった瞬間に心が高揚すると言います。ごくありふれたものかもしれませんが、さまざまな雑務に追われる中で、私たちは多くのものを見過ごしてしまいます。そういった瞬間を見逃さず日常の中に潜む輝きを見つける画家が描く作品からは温かい光が感じられます。(大雅堂)

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。2025年7月10日を締め切りに応募を受け付け、複数応募があった作品については抽選して当選者を決定いたします。】
作家名
sugako
sugako
経歴
1981年愛知県生まれ。2002年名古屋総合デザイン専門学校アートコース専攻科卒業。14年第10回世界絵画大賞展入選(同16年、18年)。21年越後湯沢全国童画展入選、ART LIVE KOBE出展(ANAクラウンプラザホテル神戸)。22年個展(大雅堂・京都/ 同24年)。25年KOBE ART MARCHÉ 2025ほか。
展示予定
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