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林銘君 《帰虚》

林銘君 《帰虚》
作品番号
25120001
価格(税込)
126,000
(うち消費税相当額 ¥11,455)
頒布グループ(申込期間)
ネクストブレイク 最新作50点、一挙紹介(〜2025/12/10)
規格
(額付) 3P(27.3×19cm) 雲肌麻紙、墨、顔料 2025年
千住博の推し!
モノトーンで語られる心の表現

 日本画の技法のルーツは中国にあります。その中国では、この技法は完全には残っていません。それで多くの中国からの留学生が日本画を学びに来日しています。そのような人たちの中に、きわめて優秀な人たちがいます。その筆頭が林さんです。

 林さんは類まれな才能に満ちています。林さんは墨を使います。しかしこれを単純に水墨と言っていいのかわかりません。水墨の技法を追求しているというより、林さんの取り組みは、まさにモノトーンで語られる色を失った心の表現です。

 林さんの心のうちは、閉塞感に満ちた心象や背後の伝統の存在に支配されているようです。しかし、それは必ずしも重苦しいだけのものではなく、それに包まれる至福や希望、内側から発光するような光の存在も画面から見出すことができます。家の部分にあたる殻を黒く塗られ、それを無意識のように、まるで心の負荷のように背負うカタツムリや拘束感のある空間設定が、林さんが描き出そうとする独創的な表現の舞台です。その中、模索しながら生きるカタツムリは、林さん自身の希望の姿なのでしょう。
(千住)


作品では、「紙のカラス」「カタツムリ」「植物」「屏風」といったモチーフを描きます。これらのモチーフは一見異なるものですが、いずれも「境界」や「内と外」、「自己」といったテーマと深く関わっています。そして、それらは私が長年にわたって描き続けてきた重要なテーマでもあります。(林)

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。2025年12月10日を締め切りに応募を受け付け、複数応募があった作品については抽選して当選者を決定いたします。】
作家名
Mingjun LIN
林銘君
経歴
りん・めいくん
1995年中国生まれ。2022年第9回未来展グランプリ。23年多摩美術大学大学院日本画専攻修了。日本の絵画2022大賞、第49回春季創画展春季創画賞。24年第59回昭和会展昭和会賞、第3回千住博日本画大賞展大賞。25年第8回宮本三郎記念デッサン大賞展優秀賞。現在、東京藝術大学博士課程日本画専攻在学中。
展示予定
2026年1月6日~ 12日・横浜そごう「Will+s25展 ― 日本画 新進作家選抜展」に出品。
2026年2月3日~ 9日・広島そごう「令和の神 新作展」に出品。
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