李丹 《ダイニングの鳥貴族》
李丹 《ダイニングの鳥貴族》
- 作品番号
- 25120002
- 価格(税込)
- ¥112,000
(うち消費税相当額 ¥10,182) - 頒布グループ(申込期間)
- ネクストブレイク 最新作50点、一挙紹介(〜2025/12/10)
- 規格
- (額付) 8F(37.9×45.5cm) 雲肌麻紙、岩絵具、墨、マスキングテープ 2024年
千住博の推し!
画面にみなぎる、根源的エネルギー
初めて李君の作品を拝見したのは、「日本の絵画2024」の審査会場でした。画面全体にみなぎるエネルギー、溢れる表現意欲に接し、審査員である私は立ち尽くした思い出があります。まるで土を踏み鳴らすような地響きや、遠く篝火を中心に集まり歌う未接触集落の人びとの歌声も聞こえるようです。闇の中に幻想的な色彩は広がり、画面はどこまでも奥底に向かって色彩豊かなドラマを展開し続けます。そこには語り継がれてきた伝承の神話が見え隠れすると同時に、洋の東西を超えて、まるでモーツアルトやプッチーニのオペラのような重層的で透明な響きが厚みを持ちみなぎります。
昼を描く世界では、一転して絵の主題では心の中の白昼夢の残像が多重に照らし出されます。ここで主人公として描かれるのはカラスです。カラスは、深く黙考し、内省的な世界へと誘います。画面は混沌を内包したまま超意識へと牽引します。李君は絵画的センスに溢れ、構成力は稀有です。このような抜群の才能が中国にいたのだと私は圧倒されました。
(千住)
墨や岩絵具の質感、紙のにじみや余白の間に漂う「時間の気配」に注目してほしいです。鳥や器といった身近な存在を通して、日常の中にあるやさしさや静けさを感じ取っていただけたら嬉しいです。(李)
【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。2025年12月10日を締め切りに応募を受け付け、複数応募があった作品については抽選して当選者を決定いたします。】
- 作家名
- LI Dan
李丹 - 経歴
- リ・タン
1997年中国陝西省生まれ。2024年女子美術大学大学院日本画研究領域入学。第51回創画展初入選(同25年)。25年公募日本の絵画 2024大賞。美術新人賞デビュー2025奨励賞受賞。 - 展示予定
- 11月13日~ 29日・東邦アート(芝公園)「創立50周年記念 千住博と令和の新鋭たち」に出品。11月15日~ 23日・世田谷美術館「宮本三郎記念デッサン大賞展」に出品。11月21日~ 30日・「IAG AWARDS 2025 EXHIBITION」(池袋)に出品。