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磯部絢子 《mimosa day》

磯部絢子 《mimosa day》
作品番号
25120011
価格(税込)
374,000
(うち消費税相当額 ¥34,000)
頒布グループ(申込期間)
ネクストブレイク 最新作50点、一挙紹介(〜2025/12/10)
規格
(額付) 15M(45.5×65.2cm) 麻紙、岩絵具、グラファイト、銀箔 2023年
日展の精鋭 長谷川喜久の推し!
抑制と煌めきの間で

 日本画に使用される黒色には、〈七彩有り〉と例えられる墨を筆頭に多種に渡る画材が存在しています。温かみのあるものや深みのあるものとさまざまですが、磯部さんの描く黒はそのどれともまったく異なった、他者との類似性を感じさせない表現域に届いています。わずかな光沢を帯びつつもフラットに表れるその色彩は、同じ画面に描かれる植物が刻まれる瞬間まで静けさを保ち、不思議な空間に留まっているかのように見受けられます。

 ミニマルで明敏、シンプルなイメージを持つ画面においても、技法としての焼箔洗い出し効果使用や古典筆法でもあるたらし込みの現代解釈など多くのギミックが随所に見られ、鑑賞者の目を飽きさせることはまったくありません。

 むしろ長く対峙するほど、その画面から滲み出る美的な機微を魅力として捉えることになるのです。磯部さんの感性である抑制の効いた色感と構成力の高さが絵画に新たな世界観を構築していく、その妙味を感じ取っていただきたく思います。
(長谷川)


素材としてグラファイトを用い、画面を磨いて光沢を与え、鉛のような黒い質感と平面的な画面構成を実現しています。その上に、銀箔や岩絵具といった日本画の素材を重ね、モノクロームでミニマルな作品を制作しています。(磯部)

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。2025年12月10日を締め切りに応募を受け付け、複数応募があった作品については抽選して当選者を決定いたします。】
作家名
Junko ISOBE
磯部絢子
経歴
1989年愛知県生まれ。2011年名古屋芸術大学卒業。13年同大学院修了。15年第2回日展東海展中日賞。17年第1回日春展奨励賞。18年第27回臥龍桜大賞展奨励賞。25年第59回日春展日春賞。
展示予定
12月3日~ 8日・豊田画廊(愛知)にて個展、12月6日~ 14日・ギャラリーMOS(三重)「あかつき」に出品。
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