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井藤こころ 《浦波の端切れ》

井藤こころ 《浦波の端切れ》
作品番号
25120014
価格(税込)
120,000
(うち消費税相当額 ¥10,909)
頒布グループ(申込期間)
ネクストブレイク 最新作50点、一挙紹介(〜2025/12/10)
規格
(額付) 6F(31.8×41.0cm) パネルに麻紙、薄美濃紙、水干絵具、岩絵具 2024年
京都日本画界の俊英 諸星美喜の推し!
波とヒトに寄せるこころ

 水の「こころ」と漂うように、直向きに日本画と向き合う絵描きは、他にはいない。大学では博士号を取得し、現在は広島で制作を続ける井藤こころさん。私は、彼女の笑顔から溢れる優しさと、しっかりとした軸を持ちブレない姿勢が大好きだ。

 生まれ育った瀬戸内の海こそが、彼女の原風景であり、テーマでもある。カタチの無いものを表現する難しさの中で、概念にとらわれない姿勢が彼女の魅力だ。海や波の取材はもちろんのこと、今作は波打ち際で繰り広げられるドラマを描いた。俯瞰で捉えた「浦波の端切れ」は、水の中の宝物を愛しむように、やわらかな水の音楽を奏でる世界。まさに具象でも抽象でもない、「こころ」のど真ん中を行く作品である。

 絵は才能なのか、努力なのかと問われれば、私は努力と答えたい。努力の果てには、しっかりと重さのある美しさが残る。井藤こころさんの絵は、決して大声ではない。小声で語るからこそ、その重さが「こころ」に残るのだ。
(諸星)


 海や波を題材に、和らぎの景色を日本画で描いています。大学時代の風景画課題で出会った岩絵具のマチエールや微細な色の変化の面白さに魅せられ、絵具の煌めきや粒子の重なりで水の透明感や揺れる形を表現する楽しさを知りました。瀬戸内海の穏やかな景色への憧れとともに、日本画ならではの海の表現を追求し続けています。(井藤)

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。2025年12月10日を締め切りに応募を受け付け、複数応募があった作品については抽選して当選者を決定いたします。】
作家名
Kokoro ITOI
井藤こころ
経歴
1987年広島県生まれ。2011年倉敷芸術科学大学卒業制作展 山陽新聞社長賞受賞。12年第39回創画展初入選。13年京展入選。16年倉敷芸術科学大学大学院博士(後期)課程修了。グループ展多数。
展示予定
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