伊藤紗弥 《陽だまりとしっぽ》
伊藤紗弥 《陽だまりとしっぽ》
- 作品番号
- 25120023
- 価格(税込)
- ¥150,000
(うち消費税相当額 ¥13,636) - 頒布グループ(申込期間)
- ネクストブレイク 最新作50点、一挙紹介(〜2025/12/10)
- 規格
- (額なし) 10M(33.3×53.0cm) キャンバス、油彩 2025年
現代写実の俊英 塩谷亮の推し!
ささやかな舞台、広がる心象
伊藤紗弥さんは、近年優れた若手を輩出し続けている北海道教育大学准教授・舩岳紘行氏の門下に学んだ新鋭である。昨年の二紀展で優賞を受賞した《雪明かり》は、主張の強い作品が並ぶ会場にあって、ひときわ静かな存在感を放っていた。乳白色の世界の中に柔らかく灯る光源があり、長く伸びる影と仄かなブルーグレーの反射光が溶け合う。画面構成の確かさに加え、風景画を見るような広がりと、そこに息づく抒情が見る者を惹きつける。
モチーフはおそらく小さなオブジェであろうが、それらを単なる静物としてではなく、自身の心象を映すささやかな舞台として配置し、画面の中でモチーフたちが自由に語りはじめるのを楽しんで制作しているように思える。そんな心の内をそっと描きとどめようとする伊藤さんのまなざしは、鑑賞者の心にあたたかな余韻を残す。今後のさらなる深化が楽しみな作家である。
(塩谷)
北欧の雑貨や自作の白いモチーフを組み合わせ、自分だけの小さな箱庭を描いています。好きなものや美しいと思うものを並べることで生まれる、ささやかな感動や心の揺らぎを、過去の記憶と重ね合わせながら表現したいと考えています。(伊藤)
【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。2025年12月10日を締め切りに応募を受け付け、複数応募があった作品については抽選して当選者を決定いたします。】
- 作家名
- Saya ITO
伊藤紗弥 - 経歴
- 2003年北海道旭川市生まれ。23年第76回二紀展入選。24年第77回二紀展優賞。25年第60回昭和会展入選。北海道教育大学岩見沢校卒業。第2回いわみざわ絵画大賞展優秀賞。
- 展示予定