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藤本春華 《馳走金具御膳 ケーキ》

藤本春華 《馳走金具御膳 ケーキ》
作品番号
25120031
価格(税込)
180,000
(うち消費税相当額 ¥16,364)
頒布グループ(申込期間)
ネクストブレイク 最新作50点、一挙紹介(〜2025/12/10)
規格
H3.5cm×D2.5×W4cm 銀、銅、金、洋白 2023年
鬼図の人気絵師 瀧下和之の推し!
金属への愛、偶然を抱く遊び心

 現在、東京藝大工芸科の修士で学ぶ藤本春華さんは、僕の出身校(熊本県立第二高校・美術科)のずいぶん後輩にあたります。

 最近インスタにあげられた、学部時代に制作した「りんごと尺取虫」をモチーフにした作品も、身近なところから着想を得たおもしろいもので、遊び心がありついつい欲しくなりました。技法は違いますが、眞葛焼の宮川香山を思わせるものでした。

 率直に感じた印象としては、良い意味でまだ素材に精通しておらず〈伸びしろ〉が感じられます。僕が(利き手じゃない)左手で桃太郎図の下絵を描く理由の一つとして不器用な左手から生まれる〈偶然性〉を残すためというものがあります。藤本さんも、制作過程の中からごく稀に生まれる〈偶然性〉を拾える作家なのかなと勝手ながら思います。

 多くの方は自分のイメージした完成に向かって邁進して制作していると、そういう〈偶然性〉は無視しがちというか気づくことすらできないのですが、藤本さんのようにそれをきちんと拾える判断ができる作家は大好きです。次はどんな作品を生み出してくれるんだろうとワクワクします。予定調和は棚に上げっぱなしにして、今後ますます活躍されることを願います。
(瀧下)

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。2025年12月10日を締め切りに応募を受け付け、複数応募があった作品については抽選して当選者を決定いたします。】


 金属の“ ありのままの姿” をそのまま愛したい。シンプルなモチーフの中に、伝統技法を。塗装していない、化学変化のみで表現する金属のありのままのすがたを、考えるより先に「かわいい!」と感じさせたいという素朴な衝動から生まれた作品をつくります。(藤本)
作家名
Haruka FUJIMOTO
藤本春華
経歴
2002年熊本県生まれ。23年東京藝術大学卒業制作展メトロ文化財団賞。24年KOUGEI Artist Leagueファイナリスト。25年JCPP日本和文化グランプリ学生奨励賞。現在、東京藝術大学大学院美術研究科在籍中。
展示予定
2026年1月・東京藝術大学修了制作展に出品予定。
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