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市塚寛子 《りりしい仔ヤギ》

市塚寛子 《りりしい仔ヤギ》
作品番号
25120040
価格(税込)
297,000
(うち消費税相当額 ¥27,000)
頒布グループ(申込期間)
ネクストブレイク 最新作50点、一挙紹介(〜2025/12/10)
規格
(額付) 6F(41.3×32.2cm) 和紙に岩絵具 2025年
国内外で活躍する日本画家 坂本藍子の推し!
かわいさと強さのあいだ

 市塚さんは、私が15年ほど前に多摩美術大学で非常勤講師をしていた時に、日本画の学部生でした。早朝のがらんとしたアトリエの隅っこの窓側の床にペたんと座ってラムネやチョコレートなどの駄菓子の包紙を広げて、丁寧に写生していたのを覚えています。

 気の遠くなるような作業と凄まじい集中力で描かれた作品は、かわいいながらも芯の強さがある作品であったと思います。すごいと思うのは、緻密なモチーフの集合体で表現するという学生時代のスタンスを変えずに、ずっと作品を作り続けているところです。最近の作品でも、よく見てみるとクッピーラムネのうさぎやリスを思い起こさせるかわいいモチーフが紛れていて、市塚さんの原点がところどころにちりばめられているように思います。

 描くほどに動物のシルエットや色彩が洗練され、もうすでにアートフェアや個展で引っ張りだこですが、優しさと強さ、そして少しお茶目な作品はこの先もずっといろいろな方に愛され続ける普遍的な要素が詰まった作品に思います。
(坂本)


 馬やうさぎなど身近な動物を古今東西の吉祥文様で埋め尽くすように描くことで生きていることを実感し、祝福したいと思っています。掲載作品は、仔ヤギが原っぱの真ん中を勇ましく突き進む姿をまぶしく感じ、糸の宝石とも呼ばれるレースをあしらい描きました。(市塚)

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。2025年12月10日を締め切りに応募を受け付け、複数応募があった作品については抽選して当選者を決定いたします。】
作家名
Hiroko ICHITSUKA
市塚寛子
経歴
1990年神奈川県生まれ。2015年多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻日本画研究領域修了。24年「KAMIYAMA ART カドリエンナーレ 2024」(上野の森美術館)、25年個展(ARTFAIR TOKYO 19 春風洞画廊ブース、春風洞画廊)など。
展示予定
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