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水田典寿 《眠る獣》

水田典寿 《眠る獣》
作品番号
25120042
価格(税込)
110,000
(うち消費税相当額 ¥10,000)
頒布グループ(申込期間)
ネクストブレイク 最新作50点、一挙紹介(〜2025/12/10)
規格
H6.0×W10.0×D7.5cm 流木ほか 2025年
アジアのアートシーンで活躍 山本麻友香推し!
時を抱くかたち朽ちゆくものに、刻まれる「生」と「死」

 先日、ギャラリー椿で開催された水田典寿の個展を訪れた。展示空間は静謐でありながら確かな生命感に満ちていた。流木や古木、鉄、使い込まれた家具の一部など時の移ろいが刻み込まれたものから生まれる作品は、単なる表層的な再構成ではなく、素材に残された時間の奥行きを湛えている。

 ひびや欠け、錆は隠されることなく作品の核として表面化され、時間そのものを可視化するかのようだ。朽ちた物質は役割を終えた「死」の状態から出発し、作家の手によって再び「生」を得る。そこには生が吹き込まれる「起点」を顕現化する試みが感じられた。

 彼の作品は「生」と「死」の狭間を往還し、人の生や存在の循環に対する思索へと誘うものであった。私はひとつの作品を購入した。それは内なる時間の軌跡を抱きながら部屋で静かに息づいている。
(山本)


 自身で海岸や解体現場などで採取してきた流木や廃材を素材として、家具や立体作品を制作しています。素材としては時間を経て風化し朽ちていく物の美しさや自然物の造形の面白さがありますが、それらの素材は同時に多くの記憶と時間を宿しています。流木は樹として生きた記憶、倒れて海に流れ着くまでの時間、古材や廃材などは表面についた傷や加工の跡に使っていた人の思い出や生活の痕跡が残っています。それらを素材の持つ記憶と時間と捉え、出来る限り残しながら制作をしています。(水田)

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。2025年12月10日を締め切りに応募を受け付け、複数応募があった作品については抽選して当選者を決定いたします。】
作家名
Norihisa MIZUTA
水田典寿
経歴
1977年東京都生まれ。Gallery SU(東京)、FUURO(東京)、hase(愛知)、アツコバルー( 東京)、介末Gallery( 上海)、gallery七宝( 北京)、蔦屋書店GALLERY ENウォール(京都)、キャラリー椿(東京)等で個展のほか、アートフェアアジア福岡(福岡)、YIRI ARTS(台北)、Souq Waqif artcenter(カタール)等に出品。2025年「Reborn─いのちを織りなすアーティストたち─」展(天王洲・WHAT MUSEUM)。
展示予定
12月13日~ 25日・gallery 水犀(東京)にて個展。2026年1月17日~ 2月11日・hidegallery(東京)にて個展。
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