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菊池玲生 《copy and paste 2506》

菊池玲生 《copy and paste 2506》
作品番号
25120047
価格(税込)
77,000
(うち消費税相当額 ¥7,000)
頒布グループ(申込期間)
ネクストブレイク 最新作50点、一挙紹介(〜2025/12/10)
規格
(額なし) SSM(22.7×22.7cm) キャンバス、油彩 2025年
新時代の日本画の俊英 松岡歩の推し!
探求の果てのオリジナリティ

 彼の作品は学生の頃から見てきた。博識で知られる彼らしく、作風は常に変化していくイメージで、画学生としてあるべき姿の一例であり、何か面白いことをしてくれそうな雰囲気を醸し出していた。ただ、作品の完成度をそつなく上げていく作業より、多様性を求めていく性質だったのだろうか、時にコンセプチュアルな思考に偏り過ぎ、時に実験の途中段階に見えなくもない、そんな時代もあった。

 しかし現在の作品は、彼の高い思考に技術が追いついてきたように思える。特に浮世絵を分解、再構成したような作品は、偉大な先人たちが生み出した日本美術の魅力を紐解き、さらに新しい風を吹かせることに成功している。
 
 32年間抱き続けていた万物への好奇心が実を結び、普遍性を帯び始めた彼の作品は、引用性の高いものだが、なぜか異様なオリジナリティに溢れている。今後も何を見せてくれるのか楽しみだし、その技術と湧き出るセンスはすぐに好事家たちの目に留まるはずだ。
(松岡)


 絵画というものを通して、人間の視覚や認識のありかたを探っています。掲載作品は、既存の絵画を、同一の図像をもとに複数回描くシリーズです。同じ図像をなぞっていても、手作業である以上、差異が生じます。図像は同じでも、作品は同じにはならない。そのズレを通して、絵画における一回性や同一性の成り立ちを扱っています。(菊池)

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。2025年12月10日を締め切りに応募を受け付け、複数応募があった作品については抽選して当選者を決定いたします。】
作家名
Reo KIKUCHI
菊池玲生
経歴
1993年生まれ。2023年東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程修了・博士号取得。現在、東京藝術大学教育研究助手。
展示予定
12月10日~ 22日・Idemitsu Art Awardに出品予定。
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