鈴木詠士 《擬態》
鈴木詠士 《擬態》
- 作品番号
- 25120052
- 価格(税込)
- ¥250,000
(うち消費税相当額 ¥22,727) - 頒布グループ(申込期間)
- ネクストブレイク 最新作50点、一挙紹介(〜2025/12/10)
- 規格
- (額なし) 20F(72.7×60.6cm) キャンバスにアクリル、油彩 2025年
墨の凄腕写実 山口英紀推し!
二律背反的な視点—未来を映す若手画家
2020年から12月号の恒例特集である「ネクストブレイク」。同じような企画の2012年1月号「この作家に注目せよ」という特集で、自身は島村信之先生に推薦していただいた。時を経て推薦する立場としての機会をいただけたことは、何とも感慨深い。
鈴木詠士くんは、東京藝術大学の4年生。《The sound of sounding rocket》(写真左)は3年進級審査展「INTRO2」にて上野芸友賞を受賞した作品である。核がなければ、存在しえなかったロケット。〈核実験から核を抜き、観測ロケットだけを残した風景〉なんだそう。近年、彼の作品は二律背反的な視点が作品の基になっている。物事の考え方は決して一方向的ではなく、切り口によってさまざまであると思考の多様性を示してくれている。描く対象は硬質なものが多いが、決して無味乾燥なものにならず、柔和さが内包するのは、彼の画力のみならず、品格の現れだろう。今後も世の中のさまざまな事象を彼なりの視点でとらえた作品を展開していってもらいたい。
(山口)
海を見て感動するとき、この感動が目の前の光景そのものではなく、いつか見た映画のワンシーンを通して海を見ているのではないかという疑念に駆られ、自分がずっとゲームの中にいるような気分になります。このような日常から私は、より純粋な現実を見たいと思っています。そのために、あえて象徴的なモチーフに取り組みます。意味に満たされ、誰もが共有する“ 記号” の塊である「象徴」を考察し、空白や新しい文脈の付与により再構築し、既存の意味の横に提示することで、シミュラークルという天球に風穴を開けることができないかと試みています。(鈴木)
【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。2025年12月10日を締め切りに応募を受け付け、複数応募があった作品については抽選して当選者を決定いたします。】
- 作家名
- Eiji SUZUKI
鈴木詠士 - 経歴
- 2002年東京都生まれ。22年東京藝術大学油画専攻入学。2025年上野芸友賞受賞。
- 展示予定