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佐藤みちる《桜の玄関》

佐藤みちる《桜の玄関》
作品番号
20240818
価格(税込)
175,000
(うち消費税相当額 ¥15,909)
頒布グループ(申込期間)
2024年8月号特集「コレクション事始め」より61点(2024/07/20〜)
規格
額付  6S(40.9×40.9cm) 油彩 2024年
すこしずつ眠りから夢に落ちていくように、現実にあるような草むらの階段を上がって、少しずつ離れた夢想の世界へ移りゆく入り口として描いた作品。

【2018年昭和会賞受賞の実力派】
理想と現実の狭間をリアルに描く

 現実とそこから少し離れた世界を往復する佐藤の作品世界。
「生きているこの世界は他者、社会、目に見えない様々な理においてある種の制約を与えられています。絵を描くことすらその仕組みから完全に逃れられないかもしれません。でも絵の世界は現実の世界とは少しだけ浮き上がったような別のところに行くことを可能にしてくれます」
 一人になれる場所、生物としての役割から解放される場所、理想と現実の狭間の世界は、現実から離れられる部屋のような安らぎを与えてくれる。それは生きてきた世界と少し離れながらも重なり合ったもので、時に懐かしさの記憶でもあり、美しい理想郷でもある。
「そこにしかない感覚や世界を、私の生きている現実を通して描きたい」。そんなことを考えながら画家は制作する。

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年8月7日(水)午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】
作家名
Michiru SATO
佐藤みちる
経歴
さとう・みちる
1990年青森県生まれ。2014年雪梁舎フィレンツェ賞展佳作賞。15年東京学芸大学大学院教育学研究科美術教育専攻修了。16年第33回三菱商事アート・ゲート・プログラム出品。18年昭和会展昭和会賞。21年佐藤みちる展(日動画廊・銀座)。
展示予定
7/19 ~ 27・「風景を描く作家たち展~ 8th」(飯田美術・銀座)
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