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沖綾乃《ドローイング2024_C》

沖綾乃《ドローイング2024_C》
作品番号
20240833
価格(税込)
121,000
(うち消費税相当額 ¥11,000)
頒布グループ(申込期間)
2024年8月号特集「コレクション事始め」より61点(2024/07/20〜)
規格
額なし 10F(53.0×45.5cm) 油彩、キャンバス 2024年
「抱き寄せられて出来た不安定な身体のフォルムから、肉体だけでなく内面の重心も見えてくるような気がした」作品。

【日本画と洋画で描く「官能」の世界】
描きたいのは親密な関係と相手への感情

 沖は近年、恋人達や家族など群像を精力的に描く。彼らを観察しているとそこに潜んでいた関係性がうっすらと見えてくるという。
「ある恋人達を描いたときのこと、彼らの手指の形はお互いの身体の形に沿って歪み、相手に凭れあってできた身体の形は、今にも倒れてしまいそうな不安定さを持っていた。親密な関係性による相手への感情によって、ひとりでいる時とは全く違った表情や動きが生み出されることに私は強く惹かれる。そしてモデルと1対1で向き合った時も、同じようなことが起こっていたら良いのにと思う」と画家。
 直接触れ合うことはなくとも、じっと見つめ、描くことで、モデルの表情や仕草に影響を与えるかもしれない。画家とモデルとの間にも関係性があり、それが画面にも現れたら良いと思って描いている。

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年8月7日(水)午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】
作家名
Ayano OKI
沖綾乃
経歴
おき・あやの
1994年栃木県生まれ。2020年武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。
展示予定
9/12 ~ 15・Tempelhof Airport Hangar 6-7(ベルリン)「POSITIONS Berlin 2024」
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