Home > 2024年8月号特集「コレクション事始め」より61点 > にしざかひろみ > にしざかひろみ《栗坊》

にしざかひろみ《栗坊》

にしざかひろみ《栗坊》
作品番号
20240837
価格(税込)
132,000
(うち消費税相当額 ¥12,000)
頒布グループ(申込期間)
2024年8月号特集「コレクション事始め」より61点(2024/07/20〜)
規格
額付  40×25cm 顔料インク、水彩、紙 2021年
木々の隙間からぼつんと落ちている栗と、イガからひょっこり覗いているいきものたちが何とも言えない愛らしさと秋の訪れを感じさせる。木々を表現していると思われる、下から伸びているたくさんの線は、丸ペンで細かい線を何度も何度も重ね、陰影とグラデーションで丁寧につくりあげている。

【絵画とグラフィックの世界で活躍】
『自然に宿る』をテーマに

『自然に宿る』をテーマに、常に一定ではなく移り変わりゆく風景・いきもの・樹木・気候をモチーフとし、静寂の中に感じることのできる気配・感情・生命観、その奥に隠された神秘的美しさを「感覚の形」として表現する作家。
「ペンはペン先と紙が擦れる心地よさと、描き込むことの楽しさに溺れることのできる最高の道具です。溺れると視野がペン先サイズになりますので、空気感や雰囲気や気配などを感じられる空間になるよう気を配っています」と作家。
 丸ペンで細かい線を重ねて陰影を表現し、水彩で着色したその作品は、唯一無二の物語を見るものにやさしく語ってくれる。

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年8月7日(水)午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】
作家名
Hiromi NISHIZAKA
にしざかひろみ
経歴
1979年神奈川県生まれ。2004年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。15年日本ブックデザイン賞2015 APM賞(特別賞)。17年美術新人賞「デビュー2017」準グランプリ。18年個展(ギャラリー和田・銀座 同21年)。現在、無所属。個展、グループ展、挿絵、装画、イラスト等多数。
展示予定
2025年11月下旬~ 12月上旬・ギャラリー和田にて個展を予定。
page top