三村紗瑛子《眠らない日》

作品番号

20240842

価格（税込）

￥132,000
（うち消費税相当額 ￥12,000）

頒布グループ（申込期間）

2024年8月号特集「コレクション事始め」より61点（2024/07/20〜）

規格

額付　6P（40.9×27.3cm）　油彩、キャンバス　2022年

2 枚の布を風で大きくはためかせることで、空気の流れをつくりました。その布のかたちは、床の白い布に誘導する狙いもあります。上部が暗く床面が明るいため、どこか不安な印象を受ける室内となるよう描いています。（三村）

【昭和会展ニューヨーク賞（20年）】
二紀展を軸に活動を展開

　二紀展を軸に地道な活動を続ける三村は、僅かなモチーフで構成された人物不在の室内を描くことで、寂しさと安らぎの混在する情緒的な空間を表現する画家。大学院を修了後、公募展やコンクールで受賞を重ね、注目を浴びる存在に。成長著しい作家として、各方面からの期待を集めている。
「さっきまで誰かがいたような、なにかの気配のようなものが感じられるよう意識しています。この空間は私にとってはとても不思議で心地よく、このなかに入り込んで歩き回りたいと思いながら楽しく制作しております」
　掲載作品は、その思いをそのまま表すような、情緒的な味わいを持つ風景。現実から離れた、不可思議な空間に迷い込むような不思議な魅力があふれる。

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年8月7日（水）午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】