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林銘君《離れるⅡ》

林銘君《離れるⅡ》
作品番号
20240844
価格(税込)
110,000
(うち消費税相当額 ¥10,000)
頒布グループ(申込期間)
2024年8月号特集「コレクション事始め」より61点(2024/07/20〜)
規格
額付 21.4×27.3cm 雲肌麻紙、墨、顔料 2024年
こちらの世界とあちらの世界、関係していないようで関係している、屏風の内側と外側の不思議な時空の交差が面白い。

【千住博日本画大賞受賞(24年)】
カタツムリをモチーフに、人間社会を表現

 水墨画という伝統的な技法を用いながら、独自の絵画世界を展開する林銘君。おもなモチーフはカタツムリ。不思議な空間とともに描かれるその作品は、人間社会を比喩的に表現したものだという。
「靄の中では視界の先が白くなり、世界が均等化されるような感覚があります。また、カタツムリは殻を持っていますが、人間も人と距離感や世の中との関係の時に、自分を守る為の殻を心の中に持っています。屏風は世界をあらわしており、世界の中を行き来しながらその世界に足を踏み入れるカタツムリもいれば、背を向けているカタツムリもいる。この作品では人間の内面的な心境や世情を表現したいと考えました」
 現在最も注目を浴びる若手作家の最新作を特別にラインナップ。

【この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2024年8月7日(水)午後5時を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。締切後もお問い合わせは可能です。】
作家名
Mingjun LIN
林銘君
経歴
りん・めいくん
1995年中国生まれ。2019年中央民族大学(北京市)美術学専攻卒業。21年多摩美術大学大学院日本画専攻入学。23多摩美術大学大学院日本画専攻修了。22年未来展グランプリ。23年Face2023入選(同24年)。24年Seed山種美術館日本画アワード入選、三越伊勢丹千住博日本画大賞大賞受賞。
展示予定
9/17 ~ 10/1・永井画廊にて個展、9/20 ~ 22・「Art Fair Asia FUKUOKA」にて個展(靖雅堂 夏目美術店ブース)
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